水虫の伝播

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水虫は白癬菌による感染症の一種とも言えますが、白癬菌が皮膚に付着しただけで水虫が発症するという訳ではないのです。

水虫の発症までにはいくつかの条件が満たされる必要があります。

まず、水虫の原因菌の白癬菌が多く皮膚に付着することです。

そしてその白癬菌が多く付着した状態が長時間に及び、その付着した皮膚とその周辺の環境が高温多湿であることで水虫は発症します。

このような環境条件が整ってきたのは近年とも言えるのです。

日本における水虫の存在はここ60年程度のもので、それ以前には見られることはありませんでした。

下駄や草履が主体となる生活を送っていた時代には、水虫は存在しなかったのです。

西洋文化の靴の普及と時を同じくして、水虫の伝播が始まったと言えるでしょう。

また戦争からの帰還兵による靴には水虫が繁殖していて、それがより水虫の伝染を広げたとも言われています。

現在ではサラリーマン男性の靴の状況が水虫の繁殖環境に非常に都合がよいものだと言えるので、多くの人が水虫を発症していると推測されます。

水虫は発症条件が整うまでは繁殖しにくいとはいえ、非常に生命力のある菌であることは間違いないので、十分な注意は必要です。

何度も水虫が再発するのはその生命力のせいでもあるのです。

治療には正確さと根気が必要になってきます。

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