水虫の治療
水虫の治療は皮膚科を受診してから始めるのが望ましいです。
というのは水虫そのものも厄介ですが、水虫と全く同じ症状であっても水虫でない病気もあるのです。
医師の正確な判断を仰いで、正しい治療を行うことが大事です。
水虫であるということがどうしてわかるのかというと、水虫と思われる患部の皮膚を調べることによって判明します。
かゆみなどのある患部の一部分の角質を採取して、角質を溶かす液体につけることで、白癬菌のみを抽出することができるのです。
白癬菌は顕微鏡によって、すぐに観察することができます。
水虫と診断されたなら、次に治療へと移っていきます。
通常は塗り薬などの外用薬と飲み薬の内服薬を使った治療となります。
症状や患部に合わせてそれらの薬を使い分けていくのです。
多くの場合は軟膏・クリーム・薬液といったものが使用されます。
内服薬が使用されるのは、爪水虫などの場合で、これは患部への外用薬の効果がなかなか期待しにくいためです。
このようにして水虫治療を行っていくのですが、その治療は根気よく継続していくことが大事です。
以前は完治が難しいと言われた水虫も現在では完治できる皮膚病です。
医師の正確な診断のもと根気良く、手入れを怠らないようにしましょう。
水虫を治していくには、薬が効果的ですが、実際はどのような使い方が正しいのでしょうか。
水虫の治療は塗り薬などの外用薬を使うのが一般的です。
水虫治療で使われる外用薬のタイプは3種類ほどで、患部の場所や症状に合わせて使いわけることになります。
いずれも白癬菌への抗菌作用のある薬品ですので効果的な治療が期待できます。
3つのタイプの外用薬はクリームタイプ、軟膏タイプ、液体タイプでそれぞれ特徴があります。
まずクリームタイプの外用薬ですが、若干の粘り気やべたつきがあるものの、水虫患部への浸透力に優れており、ほとんどの水虫に対応できるものです。
軟膏タイプの外用薬はクリームタイプのものよりも、より強い粘度があります。
大きな特徴となっている刺激の少なさから、傷になってしまっているような患部に使用することができます。
液体タイプの外用薬はアルコール成分による速乾性がその特徴です。
これは軟膏タイプと逆で、強い刺激があるので、傷のある患部では使用を控えた方がよいでしょう。
いずれのタイプの水虫薬も使用法としては同じで、入浴後、清潔になった患部をよく乾燥させて使用することが肝心です。
塗布する範囲は患部を含み周辺までを目安としましょう。
そして根気よく治療を続けることです。
水虫は再発することがよくあるので、水虫の症状が無くなったとしてもさらに1~2か月は薬を塗り続けましょう。
水虫薬として使われる薬は塗り薬の外用薬と飲み薬の内服薬があります。
皮膚に発症する水虫には主に外用薬が用いられます。
その成分には水虫が真菌によるものなので、抗真菌剤が含まれています。水虫薬の抗真菌薬にはアゾール系と非アゾール系の系統に分類できます。
イミダゾール系、トリアゾール系という分類ができるのがアゾール系です。
硝酸ミコナゾールなどはイミダゾール系に分類されます。
硝酸ミコナゾールは近年、市販の水虫薬のCMなどで広く認知されるようになりました。
また病院で処方されるアゾール系の水虫薬には、エンペシド、エクセルダーム、フロリードD、マイコスボールといったものが多く処方されています。
アゾール系の水虫薬は効き目が長く、1日1回の患部への使用で十分な治療効果をあげることができるのです。
勿論、その殺菌能力は非常に高く、皮膚への浸透性能も優れています。
これらの水虫薬は、街中の薬局で手軽に購入できるものも沢山あります。
ブテナロックも最近ではCMでよく見聞きするものでしょうし、ダマリンエースやラシミールといった水虫薬も一般的なものと言えます。
水虫薬は患部の状況、乾燥しているか湿潤しているかなどによっても使い方が変わってきますので、薬局でよく相談してから購入するとよいでしょう。
イギリスでは医療でも使われているアロマテラピー。
香りと療法を融合したのがアロマテラピーです。
病気の治療にも有効とされています。アロマテラピーで使われているオイルを利用して水虫も改善していくことができます。
アロマオイルだけでは水虫を完全に治すということはできませんが、効果は期待できます。
水虫に効くとされているオイルはティーテゥリーとラベンダーです。
強い殺菌力があり、水虫の原因、白癬菌の撃退に役立ちます。
患部を清潔にしたあと、5mlのホホバオイルにティーテゥリーとラベンダーを1滴ずつ混ぜたものを、水虫のできている部分に直接すりこんでいきます。
足湯も効き目があります。
ティーテゥリーを2、3滴入れたお湯に患部を浸します。
入浴の時にも浴槽の中に入れるといいでしょう。
水虫が一番できやすいのが足です。
靴によってムレやすく、清潔にしておかないことでどんどん白癬菌が繁殖していきます。
爪の中にできてしまうと外用薬だけの治療では治すことが難しく、内服薬も必要になり、長期の治療になってしまいます。
水虫の内服薬は高額な薬のため金額的な負担は大きくなってしまいますから、足は念入りに洗うようにしましょう。
アロマオイルとの併用によって少しでも早く治すことをお勧めします。
水虫は根気がいりますが、完治できる皮膚病です。
かつては1度罹ってしまったら、2度ともとの状態には戻らないと思われていました。
しかし現在では医薬の進歩によって、水虫は完治できるものになったのです。
ただし前述したように、水虫の完治には「根気」が必要です。
それは生命力が非常に強い水虫を再発させないためなのです。
皮膚に発症する水虫の治療は普通、塗り薬などの外用薬を使って行っていきます。
薬の効果があって水虫の症状、例えばかゆみが無くなったなどで患部が良化しても、自己判断で薬の使用を止めてしまってはいけません。
患部に潜伏する白癬菌が再び繁殖を始めて、水虫が再発することがあるからです。
こういった再発は珍しいものではありません。
再発を防ぐためにも症状が治まってから1か月程度は薬を使用し続けることです。
爪に発症する水虫の場合はさらに長く6ヵ月程度薬の使用が望まれます。
これは爪が完全に生え変わってしまわない限りは白癬菌の潜伏などが疑われるためです。
また爪水虫の場合は外用薬以外にも内服薬も使用される場合が多いので、医者の定期的な診察は受けるべきでしょう。
いずれにせよ長期間に及ぶ水虫治療となるので「根気」を持って治療に臨むべきです。