水虫の種類
水虫は発症する場所によって異なる名前になったり、同じ場所でも幾つかのタイプに分類されています。
水虫のそれぞれの種類をきちんと把握しておくと、もしも水虫に罹ったときも対処がしやすいでしょう。
まず発症場所による種類ですが、股間に発症するものを股白癬(インキンタムシ)と呼びます。
頭に発症したものは頭白癬(シラクモ)と呼ばれ、体に発症したものは体白癬(ゼニタムシ)、手に発症するものを手白癬と呼びます。
これらはすべて同じ白癬菌から発症する水虫で、足から発症した水虫が伝染した場合がほとんどだと言われています。
また足以外の感染経路としては、猫や犬などの動物からの感染によって頭白癬(シラクモ)や体白癬(ゼニタムシ)が発症することもあります。
足の水虫も趾間型、角質増殖型、小水疱型などがあります。
趾間型の水虫は主に足の指の間に発症し、発赤や皮のめくれが起こり、皮膚は湿潤してかゆみが発生するタイプです。
角質増殖型の水虫はかゆみなどがなく、足の裏及び踵の角質が乾燥して、粉をふいたような感じで皮がむけてしまうタイプです。
小水疱型の水虫は2~3ミリの水疱が足の裏に発生し、かゆみが強くでるタイプです。
またこれ以外に注意が必要なのは、症状が水虫と全く同じであるにも関わらず、水虫でない皮膚病もあることです。
水虫に罹った疑いがあるなら、躊躇せず皮膚科を尋ねましょう。
日本人の5人に1人がかかっているとされる足水虫。
中年男性がかかっているイメージが強いのですが、今では若い女性も水虫になっている割合が
高いとされています。
ファッションのために季節を無視したブーツを履いていることによって、一年中、水虫に
かかりやすい環境を作ってしまっています。
白癬菌は24時間以内に皮膚から落とすことができたら、繁殖しないとされています。
毎日決まった時間に入浴することで繁殖力を弱くさせることができます。
水虫にかかってしまった人は、これを機会に規則正しい生活習慣にしてみてはどうでしょうか。
恥ずかしいからと皮膚科に来院することもせず、間違った薬の使用や、処置もしないでいると
水虫はどんどん悪化していき、ほかの人にも移すことになってしまいます。
水虫の症状はたいてい、かゆみを伴います。
足の指の間や足の裏などに水疱ができた場合には、悪化する前に皮膚科に行って診てもらう
ようにしましょう。
かゆくてもただの湿疹ということもあり、そういった場合に自分で市販の水虫治療薬を塗っても、
ますます湿疹がひどくなるということもあります。
水虫には乾燥しているタイプとじゅくじゅくしているタイプがあります。
タイプに合わせた外用薬の使用が大切な治療になってきます。
水虫の疑いがあったら早めの診察を受けるようにしましょう。
水虫の多くは足にできるものです。
この足にできる水虫は大別してその症状から3つの型に分けることができます。
<趾間型水虫><小水疱型水虫><角質増殖型水虫>の3つです。
まず<趾間型水虫>ですが、発症場所としては足の指の間、足の側面にできます。
症状として「皮が剥ける」「ただれる」「赤くなる」「グチュグチュと湿り気を帯びる」
「強い痒みがある」といったものです。
グチュグチュとなってしまうのは湿潤型と呼ばれ、皮膚表面が乾き皮が剥けるのは乾燥型と
呼ばれています。
次に<小水疱型水虫>ですが、土踏まずの周辺に小さな水疱が発症する水虫です。
発症の初めは「かゆみ」はありませんが、水虫の繁殖・進行と共に「かゆみ」がでてきます。
また発症する水疱が破裂して液体が出ることもありますが、それによって水虫が伝搬される
ことはありません。
<角質増殖型水虫>は足の裏に発症し、角質部分が硬化してひび割れてきます。
全体的に乾燥して、皮膚表面がざらざらしたような、粉を吹いたような状態になります。
これら以外としては、皮膚から伝染して発症する爪水虫があり、爪の白濁や爪が厚くなるなどの
症状があります。
また症状の悪化で爪自体が弱体化てしまうこともあります。
足の指の間は水虫になりやすくなっています。
指と指が密着していますから、指の間を離すようにしておくことで水虫予防になります。
指の間が水虫になってしまうのが、趾間型と呼ばれる水虫のタイプです。
白癬菌は湿度を栄養に繁殖していきます。
指のついている手袋のような靴下を履いたり、足先の細い靴は履かないように気をつけて
いきしましょう。
予防にもなり、対策でもあります。
農作業をしている人達は長靴を履いて作業をすることが多く、薬を塗っても汗ですぐに
落ちてしまうということがあるようです。
1日に数回塗るタイプの薬ではなく、1日に1回、入浴後に塗っておく薬のほうがいいでしょう。
水虫になることの多くなってきた若い女性はブーツやハイヒールなどは履かないようにしましょう。
足裏全体が固くなり、指には水虫と不潔な足になってしまいます。
固い角質は水虫になりやすい状態になっています。
靴に気をつけるようにしていかないと、若い女性は水虫になってしまいます。
水虫にはクリームやゲルといった塗り薬、液状になっている薬、スプレータイプとありますが、
付けてもべとつかず、手を汚さずにつけることができ、すぐに乾きやすいスプレータイプを
お勧めします。
1日1度で済むものが多いので、これなら治療を楽に続けていくことができます。
水虫にはただ皮がむけるだけの軽い症状のものもあれば、小水疱ができるかゆみのひどいものもあります。
水泡は足の側面や土ふまず、かかとといった足の裏にできます。
かゆみが激しいのが特徴です。
つぶれるとかゆみはだいぶ楽になりますが、ほかの人にうつす可能性もあります。
うつされないようにするためにはバスマットやスリッパを共用しないようにしましょう。
足の裏が水虫になってしまっても、最初は気づくことが少ないのがこの小水疱型です。
ただの湿疹やかゆみと勘違いしやすいので、かゆくなったら水虫かもしれないと疑ってみる必要があります。
自分で間違った薬を使っても治りませんから、本格的にかゆくなってきたら早めに皮膚科の診察を受けるようにしましょう。
小水疱型の水虫にはクリームや軟膏よりも、液状タイプの外用薬のほうが効き目があります。
皮膚が柔らかくなっているお風呂上りに薬を使うとさらに効果が高まります。
患部にかぶれがない場合には指の間までしっかり洗うようにしましょう。
やさしく指に泡を付けて洗うといいでしょう。
素洗いだけで済ませるということのないようにしてください。
洗ったあとは拭き残しのないようにしっかりと拭きましょう。
よく乾かすことも水虫の治療には大切です。
水虫にもタイプがあり、一番数が多いのが指の間にできる趾間型、次が足の側面にできやすい水泡型、最後に足の裏が固くなる角質増殖型です。
水虫は一般的に湿度の高くなる4月5月にかかってしまう人が多くいますが、冬にできる水虫もあり、また一年を通してなってしまうということを覚えておいたほうがいいでしょう。
夏には特に気をつけて清潔を保つようにすることも大事になります。
冬にできやすい水虫が角質増殖型といわれる水虫になります。
皮膚が厚くなり固くなってきます。かゆいということもないのが特徴です。
足の裏の角質が固くなっているという人は要注意です。
柔らかくしようと、あかすりでこすってしまうと雑菌や白癬菌が繁殖していきます。
浴室は湿った状態になっていますから、こういった細菌が特に肌には入り込みやすい状態になっていると考えてください。
足の裏の角質が固くなっている人と同様に角質増殖型の水虫はひび割れやひどくなると出血することもあります。
ますます水虫の範囲が広くなるということにもなりかねません。
冬の水虫のお手入れは、寒いからと靴下をはいたままの状態を長く続けずに、足をよく乾燥させるようにしてください。
できればはだしの生活をするといいのですが、ムレない素材の靴下で対応するようにしていくといいのではないでしょうか。
水虫の中でも一番治療が困難とされているのが、爪水虫です。
爪水虫にかかってしまうと、爪が厚くなったり、白く濁る、ボロボロになるといった状態になってしまいます。
爪水虫になってしまうと、一般の外用薬での治療だけでは完全な治療はできません。内服薬によって体の内側から治していく治療になってしまいます。
爪水虫は外用薬によって自分で治すということが困難ですから、必ず専門の医師に診てもらうようにしましょう。
治療期間は長く、爪が生え変わるまで治療が続きます。
水虫の治療で大切なのは、途中で薬の使用をやめないということです。
目に見えなくても白癬菌は皮膚の中に潜んでいます。
完全に消えるまで、治ったと思ってからも1か月は治療を続けていきましょう。
水虫のイヤなところは何度もかかってしまうということではないでしょうか。
一度水虫になったら、それからもうならないというたぐいの病気ではないということです。
白癬菌が皮膚に付くと何度でもかかってしまいますから、毎日清潔にしておくということを忘れないようにしましょう。
入浴施設などで移されてしまう人も多いようです。
白癬菌の付着したところを踏んでしまうと、かなり高い確率でうつるとされています。帰ってきたら足を洗うようにするといいでしょう。
この白癬菌は皮膚糸状菌(ひふしじょうきん)というカビの一種です。
水虫は一種の感染症だと言う事が出来るでしょう。
白癬菌は、高温多湿な環境で活発な活動を行い、主に皮膚のタンパク質であるケラチンを養分とします。
高温多湿というカビの生育場所に類似した体の場所として足の裏や足の指の間に繁殖することが多いのです。
ただし水虫が発生するのは足だけとは限らず、爪の間は爪白癬が発生し、股間の部分には股部白癬(いんきんたむし)、頭に頭部白癬(しらくも)、体の表面部には体部白癬(たむし)が発生します。
水虫の原因菌の白癬菌ですが、その種類は10種以上存在すると言われていますが、日本に生息しているのはそれらの中の5、6種類だと言われています。
また水虫に似通った症状を引き起こす皮膚病も存在していて、こちらは水虫とは全く異なるカビが原因で発症するものなのです。
治療法は水虫とは違ってくるので同じような症状だからといって水虫だと判断してしまうのは危険です。
水虫に罹った、水虫のような症状だと思ったならば皮膚科を尋ねるのが最善の対処法です。
体のどこにでもできやすいのですが、ワキの下や股おしりや乳房の下などによくできやすくなっています。
いんきんたむしになってしまうと、ほかの部分とは違いはっきりとした境目ができます。
周辺が隆起して褐色の皮膚になり、水疱ができると白い皮がむけてきます。
水ぶくれや赤い斑点もできてきます。
特に腰のまわりにできやすいようですので、清潔にするとともに、ムレないように通気性のいいものを着るようにしましょう。
下着も体を締め付けるようなものは避けて、ゆったりしたものを着るようにしてください。
体にできる水虫は治りやすいという特徴がありますが、その代わりにほかの場所に広がりやすくなります。
早めに治療を始め、薬を塗るようにしたほうがいいでしょう。
いんきんたむしは女性より男性のほうがなりやすいので、気を付けてください。
何より予防には清潔にしておくということが必要になってきます。
女性とは違い、深夜に帰宅した時などにはお風呂に入らず寝てしまうという人が多いようです。
腰のまわりは肌が薄くなっていますから、水虫にもかかりやすい場所といえます。
足に水虫がある人も体にうつってしまう可能性も出てきますから、いんきんたむしやほかの場所の水虫にも十分注意してください。
水虫はできる場所によって名前が変わります。
水虫の原因、白癬菌はカビの一種です。
この白癬菌が頭部に寄生することによって発症するのがしらくもと呼ばれる頭部白癬です。
これも水虫の仲間ですから、伝染病です。
しらくもは男児がかかりやすいとされていますが、今ではだいぶ見ることのなくなった病気になっています。
原因となっているのは日本小胞子菌や菫色白癬菌、猫や牛などにも寄生しているとされています。
動物が好きな人や酪農業を営んでいる人、それに土いじりを好んでする人は注意したほうがいいでしょう。
柔道やレスリングをしている10代の子供もしらくもにかかりやすいとされていますから用心してください。
ほかの水虫と違い、かゆみや炎症といった症状はしらくもにみられません。
あずきくらいの大きさのはっきりとした斑ができ、数がだんだん増えていきます。
そして髪の毛がもろくなり、長さが不ぞろいになってしまいます。
しらくもになってしまった髪の毛を抜いて水虫かどうか判断します。
子供がかかりやすいですから、患部を触らないように注意しましょう。
徹底的に清潔にして、飲み薬を服用することで治療を行っていきます。
汗をかいたら拭くようにして、薬を飲み忘れないようにしていきましょう。
体にできる水虫にぜにたむしがあります。
斑状小水疱状白癬ともいわれ、子供に多くみられます。ぜにたむしになると、小さい赤い斑ができ、だんだん大きな円形になっていきます。
体にできますが、産毛の生えているところには特にできやすく、再発すると赤い輪がくっついて二重三重の輪になります。
輪になった部分には赤いぽつぽつがあり、小さな水ぶくれができ、皮がむけてくることもあります。
ぜにたむしは抗真菌外用剤の薬を使用して治療していきます。
軟膏や液状の薬が効果的です。
1週間から10ほどで完治するので、ほかの水虫と違って短期間で治すことができます。
水虫の薬を塗ってもいっこうに良くならない場合には薬が合っていないか、もしくはぜにたむしではないということがあります。
体にできる水虫がぜにたむしですから、水虫になりやすい足と同じように体を清潔にするようにしましょう。
動物からもうつってしまいますから、動物も清潔にしておくようにするといいでしょう。
きちんとシャンプーをしてあげて人間が水虫にかかってしまわないように予防していきましょう
。大人の水虫が子供にうつってしまうこともあります。
子供が小さい場合には特に気をつけたいものです。
足の水虫によるアレルギー反応や汗による湿疹、かぶれ、手湿疹といった可能性のほうがありますから、自分で判断するのは避けましょう。
湿疹の場合に有効な薬がステロイド剤だったり、尿素入りのハンドクリームになりますが、こういったものを塗ってしまうと逆に水虫だった場合には症状が悪化してしまいます。
手湿疹にはかゆみがあり、水虫と区別することが難しいので医師に相談してみるといいでしょう。
手の水虫の場合には角質が厚くなり、そのうちに皮膚がはげるようになってきます。
水疱もできますがかゆくなることはめったにありません。
足にも水虫ができている人は手も疑ってみてください。水虫になっている部分を触った手に触れることによって水虫になってしまう確率というのは、そんなに高くはありません。
それよりも、白癬菌の付いているはがれた皮膚を触ったり踏んだりしたほうが水虫になる可能性は高いものです。
ですから、水虫になっている人の患部を触るよりも、はがれた皮膚を踏まないようにすることが重要になってきます。
浴室などは湿っている空間になりますから、水虫をうつされやすい環境といえます。
できるだけ患部に触れて使用されているものを一緒に使うということはしないほうがいいでしょう。
水虫の典型的な症状の幾つかは、「皮膚が乾燥する」「湿潤した状態になる」「痒みがある」などで、そういった症状が発症することで水虫に罹ったことを疑います。
多くは皮膚科に行くことなく、症状を薬局などで話して適当と思われる薬を購入し対処するものです。
しかし中には、患部の改善が全く見られない場合や、むしろ患部が悪化する場合もあります。
そういった場合は、その疾患そのものが水虫でなかったということもあり得るのです。
汗疱(かんぼう)という疾患は、水虫と誤認されやすい疾患の一つで、手のひらや足の裏などに水虫の症状によく似た、同じような水疱を発症します。
他にも皮膚カンジダ症も爪に発症してしまうと、爪水虫と酷似した症状を発症し誤った判断を招きます。
多形滲出性紅班(たけいしんしゅつせいこうはん)、貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、疥癬(かいせん)といった疾患も水虫と酷似した症状を発症するために誤った判断を招きやすいものです。
典型的ともいえる症状で水虫だという判断を安易にするのではなく、皮膚科を受診する方がよいと言えるでしょう。
その方が、水虫であれ、それ以外の疾患であれ、正しい治療を最も早く始めることができるでしょう。